未経験から月収50万円!「Web制作営業ロードマップ」

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今回はWeb制作(コーディング・デザインなど)を学んだあと、
実際にお仕事に繋げていく際に絶対通る「営業」についてです。

私は基本的に継続のお仕事とランサーズのスキル出品からのお問い合わせでスケジュールが埋まっているのですが、
今回久しぶりにクラウドソーシングで提案したところ、7件提案して3件受注に至ったので改めて営業メールのポイントについて言語化してまとめたものを公開します!

また、制作会社営業で実際に面談化した企業の担当者さんからは、営業メールが沢山来ているけど、
かやさんのメールはテンプレート感がなく、人と違くて実際に話を聞いてみたいと思った。
実績が綺麗にまとめられていて、お仕事任せしてみようと思ったなどのお声をいただいておりました。
(今の会社に入社したきっかけもこのメール営業…)

未経験から月収50万円を叶えるオススメのステップ

営業方法は様々で、代表的なものだけでも

  • クラウドソーシング
  • 制作会社、マーケティング会社にメール営業
  • 知り合いや近所のお店に直営業
  • SNS営業

などがありますが、今回はクラウドソーシング営業制作会社へのメール営業について詳しく書いていきたいと思います。

月収50万円を目指すおすすめのステップ
  1. クラウドソーシングで公開可能な実績を作る
  2. 制作会社にメール営業
かや
かや

いきなり制作会社に営業メールを送るよりも、
実サイトの制作実績があった方が安心感があるのでこの順番をおすすめしています。
(私の場合は並行して進めていましたが、実案件の実績は強いなと感じています。)

営業を始める前のマインドセット

“営業”というワードを聞くと、どんなイメージがありますでしょうか?

私が営業を始めるタイミングでは
”営業=押し売り、怖い、やりたくない”
と思っていました。

でも、勉強したことをお仕事に繋げるには絶対に避けては通れない道なので挑戦してPDCAを回し続けたところ、
”営業 = 困っている人に私はこんなスキルを持っていてあなたを手助けできますよ”
と伝えることだとわかってからとても気が楽になり、返信率や契約率もぐんと上がりました。

最初は慣れない営業をすることで気持ちが疲れてしまうこともあるけど、
そんな時はWeb制作を始めたきっかけ目指す未来図を思い出してコツコツ頑張っていきましょう。

ではいよいよ実際に”自分らしい営業”をするためのステップに入っていきます。

営業文を作成するための下準備

自分ならではの強みを見つける

Web制作系フリーランスの人口はかなり増えていて、営業をしている方もとても多いので
特に駆け出しの方のスキルでの差別化は難しいと思っています。

なので、自分の経歴などからお仕事に活かせる自分の強みをまず見つけます。

例えば、、、

◾️アパレル販売(接客業)の経験
→実際に店頭で販売をする際にはたくさんのお客さまと関わってきました。
それぞれのニーズに合わせてお洋服の提案をした経験があるのでお客さまの要望などの意図を汲み取る力があります。

◾️飲食店のキッチンで働いていた経験
→毎日行列ができるとても忙しいお店だったので、周りのスタッフと事前にシュミレーションを行い最高売上を達成しました。

◾️営業事務の経験 →ミスが許されない受発注の業務を担当していたので、正確性を求められる細かい作業を得意としています。

これらは自分の経歴からパッと思いついたものを記載しただけですが、深掘りしていけばもっと濃い強みが出てきます。

強みが思いつかない時は…

今でこそ自己分析をして自分ならではの強みを見出すことができましたが、
元々は自己肯定感が低いタイプだったので自分の強みを見つけるために自己分析を沢山しました。

オススメの自己分析方法↓

  • ブレインダンプ
    (1分間テーマを決めて頭に思い浮かんだことを紙に書き出して、自分が何を考えているか把握すること)
    • いままでで1番頑張ったこと
    • 今までで嫌だった経験
    • 前職で学んだこと
    • Web制作を始めた理由
    • どんな未来にしたいか(自分、世の中)
    • 何をしている時幸せを感じるか
  • 年表を作ってみる
    • 幼少期の頃からの出来事をザザザーっと書く
    • その横にその当時の心境を書く
    • 客観的にみてみる 今思ったらこの時〇〇頑張ってたなーとか、この出来事があったからこういう気持ちになったんだってことを書く
  • ストレングスファインダー
  • 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
かや
かや

上記の方法で自己分析した結果をパートナーや友人などに聞いてもらうことで、
さらに言語化できることもあります…!

営業文(提案文)のテンプレートを作成する

基本的には、下記の構成で文章を作っていきます。

構成
  1. 自身の活動のキャッチコピー
  2. お客様への想い、課題を解決する方法(※1)
  3. お客様が”私”に依頼するメリット
  4. スキルと実績を完結にまとめる
  5. 簡単な自己紹介
  6. 署名

※1についてはクラウドソーシングと制作会社営業で内容が違うので後で説明しますね…!

自身の活動のキャッチコピー

営業するための下準備で言語化した”私の強み”やWeb制作を通してどんなことをしたいのかを組み込んで自分の活動のキャッチコピーを考えます。

かや
かや

Webサイトなどのメインビューなどに記載されているタイトルのイメージです。

お客さまが”私”に依頼するメリット

“私の強み”を生かして、お客様にどのように貢献できるかを伝えます。

下準備で深掘りした内容をリストにして書くとわかりやすいかなと思います。

スキルと実績を完結にまとめる

ポートフォリオを見ていただけるように、簡単なスキル紹介をします。
ここでガッツリ書くとポートフォリオの内容と重複してしまうので、あえてスッキリとまとめるのがおすすめです。

簡単な自己紹介

長すぎても読むのが大変なので、箇条書きで3~5つほど自分のことがわかるような自己紹介を記載します。

“私の強み”の裏付けにもなるので、ことばえらは結構重要です…!

署名(メール営業の場合)

名前、電話番号、メールアドレス、ChatwarkのIDは最低限書いておくのをおすすめします。

※クラウドソーシングサービスでは、外部のやり取りを禁じられてる場合が多いので、署名部分は名前のみ掲載します。

※署名は返信の際にも自動で付くように設定しておきましょう。

ポートフォリオを作成する

前提として、クラウドソーシングのご依頼者や制作会社の方はとても忙しいので、ポートフォリオをまとめる際には下記のポイントに注意します。

ポイント
  • ぱっと見で実績・スキル感がわかる
  • ページ遷移が少なく手間がかからない
  • 制作において意識してることが伝わる
かや
かや

ポートフォリオサイトを作った方がいいか、Notionなどでまとめた方がいいか

などの質問を受けることがありますが、結果見やすければどっちでもOKだと思っています。
クラウドソーシングだと業種や系統などもわかっているので、
提案用に似たような実績のみをNotionにまとめてお送りすることもあります…!

営業スタート

今回はお客さまの状況の仮説を立てながら提案を考えていくような形で営業文について書いていきます。
前述した基本的な構成の※1 を書き換えていくようなイメージです。

営業というといきなり案件獲得を目標にしてしまう方も多いのですが、
まずは返信をもらう興味を持ってもらうこと を目的にしましょう!

1.クラウドソーシング営業

実際に、ランサーズココナラ のお仕事依頼で調べるとイメージがつくと思うのですが、
Webサイトを作りたい企業(エンドクライアント)や、個人で活動しているデザイナーやディレクターの方、または制作会社の方がお仕事を依頼しています。

かや
かや

クラウドソーシングでの案件だとサイトの実績公開は不可でも、
評価がついて次に繋げることができるので、
できそうな案件にどんどん応募していきましょう…!
実案件で得られるものはとっても多いです!

今回は実績掲載可のことが多いエンドクライアント向けの提案について書いていきます。

お客さまの状況

ホームページを作りたいが方法がわからない
誰に頼んでいいかわからない

提案のポイント


お仕事の依頼文にどんなサイトが欲しいのか。が記載されているので、
自分が具体的にどのようなお仕事をできるかを明確に記載してあげることでお客さまの不安を払拭します。

例:ホームページに1ページ追加したい

既存サイトへのページ追加とのことで、ぜひ対応させていただければと思い応募いたしました。

ご依頼いただいた場合は、既存サイトの他ページを踏襲して1~2日で初稿を提出させていただきます。
その後、フィードバックをいただきまして、当日〜翌日で修正させていただき納品いたします。
ですので最短、3~4日程度で納品可能です。


費用に関しては、〇〇万円にて対応いたします。
(〇〇での活動を始めたばかりで実績がないため、今回は低価格にてご提案させていただきます。)

2.制作会社への営業

クラウドソーシングと違って制作会社への営業は、
会社の状況がわからない(手が足りているのか足りていないのかわからない)ので数を打つ必要はあります。

お客さまの状況

・リソースが足りていない
・外注先を探しているがどの人に頼めばいいかわからない
(最後までやってくれるのか。納期を守ってくれるのか。など)

提案のポイント

最初の頃は実績も少ないので、なかなか興味を持ってもらえない可能性が高いので、冒頭にひとつひとつの制作会社への共感ポイントを記載します。

企業理念だったり、制作実績について言及するのがおすすめです…!

例:

貴社の〇〇という企業理念に共感したため、何かお力になれることはないかと思いご連絡いたしました。

リソースが足りない、案件過多で従業員の残業が多くなっているなどのお困り事はありませんでしょうか。

どんな小さな作業でも責任を持って納品まで対応するので、貴社の業務負担軽減およびクライアントの満足度アップのお手伝いをさせてください。

クラウドソーシングと違って会社の中の状況はわからないので、仮説を立てて営業メールは送りますが、ある程度の件数を送ることは必須です。
Web制作営業での返信率は平均で3~5%と言われているので、実際にメールを送りながら自身の返信率を計算してメール文を改善出来るところはないか?を定期的に見返しましょう。
送れるだけ送るとかではなく、月の目標を立てて1日何件送るみたいに決めてルーティン化するのをおすすめします!

indeedなどの求人サイトに掲載されている会社は、”人手が足りていない”ので、返信が返ってくる可能性は少し高くなります。

かや
かや

公開できる実績が10~15サイトくらい溜まって、
営業メールの反応もわかってくるようになったら
メール代行送信やリスト営業もおすすめです。

3.番外編(待ちの営業について)

ランサーズやココナラにはパッケージの出品サービスがあります。
自分のスキルを商品として販売するようなイメージです。

評価がたまってくるとほぼ放置してても、月に3~4件のお問い合わせが入るようになり
自ら営業しなくても勝手に案件が舞い込んでくるような状況になってくるので出品する価値はめちゃくちゃあります…!

ランサーズのスキル出品については
【新スキル出品領域!”脱”営業ノウハウを公開】ランサーズ スキルパッケージ大全の通りにやっていれば上位表示されるようになっていったので、評価がついてきたタイミングで待ちの営業を叶えたいと考える方にはとてもおすすめです。

面談

営業をしていくと、興味を持ってくれた企業から返信があり面談の機会をいただけることがあります。

その際に注意しているポイントについて少し書いていきたいと思います。

営業の下準備で、自分のことはしっかり深掘りできていると思うので、
基本的にはメールでお伝えした内容をしっかり喋れるようにしておけば問題ないです。

大体が実際に案件を依頼した際の体制や費用についてのお話になるので、
下記のものを用意しておくと慌てずに済むかと思います。

面談で準備しておくもの
  • ポートフォリオに掲載しているサイト(架空でも可)の制作期間と大体の費用感
  • 自己紹介シート(画面共有で簡単に説明できる1ページのスライドなど)
    • オンラインMTGで自分の顔が写っているのが恥ずかしいと思ってしまうタイプなので、画面共有して使用
      緊張している際にはカンペがわりにもなります…!
  • 今後どのような働き方をしていきたいか(デザインorコーディングをメインでやりたいのか、それとも一貫してサイト作りに携わりたいのかなど)
かや
かや

ZoomやGoogle Meetなどは事前に一度繋ぐ練習をしておいて、
当日マイクが入らないや背景がごちゃごちゃしている
などのことが起きないように対策しておきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます…!

営業の下準備から面談までのステップについてブログを書いてみました。
今回の記事で誰か一人の背中でも押せたら嬉しいなと思っています…!

今後も案件対応にまつわるTIPSなどを更新していきますので応援いただけると嬉しいです♡

営業管理シートをプレゼント

下記よりお友達追加をして「 営業 」と送ってくださった方に、
PDCAを回すために私が使用しているNotionテンプレートをお送りします…!

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かや
かや

長文となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました 。
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